ソムリエに聞いた!おいしいワインを選ぶコツ
ワインに関する基本的な知識を理解することで、どのワインが自分の口に合うのか、またどのワインを避けたほうが良いのかを知ることができます。ただし、”良いワイン”というのは非常に主観的なものです。適切なワインの選び方を学ぶには、機会、味の好み、ラベル、価格帯など、さまざまな側面を考慮しなければなりません。これらの特徴の好みは人それぞれですが、以下のガイドラインは、どなたにとっても正しいワインを探すのに役立つかと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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初めてワインを飲むなら、白かロゼを試してみる
時間の経過とともに、料理の好みが変わるように、ワインの好みも変化していくものです。ソノマ州立大学が行った消費者の味覚に関する研究によると、まだ若い頃は甘口の白ワインやロゼワインを好みますが、より年齢を重ねていくと、辛口の赤ワインやよりはっきりとした個性を持つワインに夢中になる人が多いそうです。さらに、同大学の調査では、ワインを飲み始めたばかりの人のうち54%が、半甘口か甘口の白ワインかロゼワインがおいしかったと答えています。
好みはもちろん人それぞれですが、初心者が辛口ワインやタンニンの強いワインをあまり好まないのは、独特の風味と鋭い苦味のせいかもしれません。甘口のワインが苦手でも、すぐに赤ワインに切り替える必要はありません。まずは、辛口の白やロゼを選んで、少しずつ自分の味覚を試してみましょう。クセが軽めのワインから始めると、徐々に慣れてきて、その後いろいろなワインを楽しめるようになるかもしれません。
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他の味覚も楽しむ
ワインの味はそれぞれ種類によって異なりますが、他の飲み物や食べ物の味もまた、自分がおいしいと感じるワインに影響を与えるかもしれません。また、ワイン以外の味覚の好みは、自分はどのようなワインを高く評価するタイプであるかを予測できる、素晴らしい判断材料となり得ます。
例えば、スイーツや甘いものが好きな人は、より甘いワインを好むでしょう。苦いブラックコーヒーのシャープな味わいが好きなら、より酸味のあるワインがぴったりかもしれません。意外にも、ワインの好みは単純なことなのです。
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商品ラベルの内容を理解する
どのワインボトルを購入するか決める際、人目を引く画像、華麗なタイポグラフィー、スマートな名前に惑わされて、あまりお勧めされていないワインを買ってしまう人がいます。特に、品揃えが豊富な場合にはそうでしょう。しかし、ただ単にボトルのラベルを見て決めるのではなく、ラベルに記載されている内容を読むことが大切です。一見、情報が多すぎて圧倒されるかもしれませんが、実際、ワインボトルのラベルを読むのはとても簡単です。何もラベルに書かれているすべての用語の正確な定義を覚える必要はありません。
まず、ラベルに書かれている情報の量を考えてみましょう。産地、谷、ブドウについての詳細な情報がたくさん書かれているように見えますか?一般的には、詳細な情報が書かれていればいるほど、良いワインであると言われています。
それから次に、ラベルに書かれている内容の意味を理解しましょう。ラベルには、ワイナリー名、ブドウの種類、ブドウを収穫した年、ブドウが育った場所、アルコール度数、商品説明などが書かれています。これらの主なポイントさえ把握すれば、ワインのラベルを読み解くのはかなり楽になるでしょう。